ボランティアバンク情報 2010年12月10日更新
VOBは、最大規模の会員数20万の国内初の治験ネットワークです。2007年中に50万人を目指すようです(日経産業新聞2006年3月1日より)。提携先医療機関は全国180施設あって、聖マリアンナ医科大教授らが設立した産学共同プロジェクトが基礎試験などを担当しているようです。
さて、治験とは数年以上をかけて研究されてきた薬や食品を、病院などで患者やボランティアに服用してもらいその有効性と安全性を調べる、いわば薬や食品の最終試験のようなものです。
謝礼(負担軽減費)として1日あたり5000円〜20000円の謝礼(負担軽減費)をいただけます。非常に多い金額と思われがちですが、モニターした薬や食品が実際に店頭に並ぶと何十億単位の利益が出るわけですから、製薬企業や食品企業にとっては、謝礼(負担軽減費)は当然の義務です。
一番気になる安全性ですが、VOBのホームページ上でそのことについて言及しています。治験に使われる薬は、事前に安全性を調べて、問題ないだろうと予想されるものだけが使われます。また、治験は病院で行われ、担当する医師も、臨床経験の豊富な医師を製薬会社がわざわざ選んでいます。
治験に使われる薬の副作用は、治験に参加するかどうか決める前に必ず医師から説明があります。その上で、自分が治験に参加するかどうか、自由に決めることができます。たしかに、何年もかけて研究開発した薬や食品の最終試験なのですから、万全を期すのは当然ですよね♪
【登録条件】
・20歳以上
・家族登録可
【紹介制度】
なし
【管理人の評価】
治験モニターや食品モニターの依頼は結構ありますが、まだ応募したことがありません。数日間の通院したり、入院する時間がないんです(中には1泊2日のモニターがあったりします)。しかし、いつか治験に参加したいと思ってます。何せ、報酬(負担軽減費)がデカイ。手っ取り早く稼ぐには治験モニターが一番だと思うからです。
なので、参加できる人がうらやましくて仕方ないです。
しかも、登録料などは全部0円!
治験モニターは少し抵抗があったのですが、管理人自身がVOBをしっかり調べたところ、問題ないことが分かりました。
何を調べたかというと、VOBを運営する会社の概要、ニュースリリースなどです。特にニュースリリースに感銘を受けました。日経産業新聞、食糧新聞、読売ウィークリーなどに頻繁に取り上げられているんですね。たぶん、治験モニターに抵抗を受ける方が多いのが理由だと思いますが、これでもか!というぐらい載せてます。
興味ある方は、下のリンクからVOBに飛んで「Newsリリース」や「会社概要」を読んで納得すれば登録するのがいいかもしれません。
【2007年追記】
舛添厚生労働大臣(当時)が、新薬認可の迅速化を進めるそうです(今までは担当の行政官僚が少なかった)。つまり、今後、VOBのようなサイトはますます大忙し、ユーザーは負担軽減費(謝礼)をもらえまくると思います。
【重要】
VOBの2006年2月24日のニュースリリース「詐欺行為に注意」にもありますが、「情報提供料や登録料などを取る治験モニターが一部に存在します。騙されないで下さい」とのことです。治験モニターは、登録料等全部無料で実績もある、VOBとかSOUKENに登録するくらいがいいのではないでしょうか。
|